「歴史的名作」深作健太、社会問題化した衝撃作〝バトル・ロワイアル〟公開初日秘話を披露に「影響は計り知れません」「日本の映画人の凄さを感じ誇りに...」の声
国会でも議論された問題作
映画監督の深作健太が自身のXを更新。深作の父である欣二さんが監督した「バトル・ロワイアル」の公開初日の秘話を披露し話題になっている。 ■【写真】国会でも議論された問題作「バトル・ロワイアル」の集合写真 深作は「2000年12月16日。 忘れられないこの日、 映画『バトル・ロワイアル』の公開初日。 観客の入りが心配だった映画監督の父は、プロデューサーである息子の車で、 深夜に丸の内東映まで様子を観に行った」と、自身がプロデューサーと脚本を担当し、欣二さんが監督をつとめた問題作「バトル・ロワイアル」の公開から24年目となるこの日、公開初日の思い出を振り返った。 つづけて「映画『バトル・ロワイアル』は 中学生42人が国家の命令のもと、殺し合うという過激な内容で、 公開前から賛否両論の嵐だった。上映の是非を巡って、 国会まで騒がせていた。身内であるはずの 東映上層部の目も厳しい。 反対を押し切って製作した映画だから ヒットしなければ、あとはない」と、ヒットが至上命題となっていたことを明かしている。 深作は、映画館のある東映本社を取り囲むほどの観客の長蛇の列を見つけた欣二さんの少しだけ微笑んだ顔が忘れられないという。 この投稿に「歴史的名作。 今はこういうの作れないだろうな~」「ド田舎の高校生だった 当時の私にはBA-TSUの制服が憧れでした…!」「見終わって日本の映画人の凄さを感じ誇りに思いました」「公開当時に年齢指定で観ることが叶わず、後に映像で観た時の衝撃は忘れられません」「バトルロワイアルがあったからこそ 多くの作品が生まれました。 影響は計り知れません」「たけしさん演じる冷酷だけどどこか哀愁を感じるキタノに魅了されました」などのコメントが寄せられている。 #エンタメQ
西日本新聞社