岡部 麟(おかべ・りん)の出演舞台『ゼロ時間へ』が10月3日(木)に開演!「グループを卒業してから見える景色の違いに衝撃を受けています」
9月30日(月)発売『週刊プレイボーイ42号』のグラビアに登場した岡部 麟(おかべ・りん)。不動の選抜メンバーとして10年走り続けたAKB48をこの春、卒業。女優として。アーティストとして。新たに走り出した夢を見るため、北の大地からまた次の旅が始まる。 【写真】岡部 麟のグラビア * * * ■AKB48からもらったもの ――3月に発売したファースト写真集『エスカルゴ』ぶりのグラビア撮影、今回は「自身初のデジタル写真集」の撮影でした。 岡部 『エスカルゴ』の延長線上というか、旅の続きのような形で、北海道に行かせていただいて撮りました。同じスタッフさんだったんですけど、ロケーションも衣装も違うのでまた新しい雰囲気で、一段と大人になったような姿を収めていただけたと思います。 ――もともと、グラビアの経験はほとんどありませんでした。改めて岡部さんにとって、写真集の仕事というのはどういうものだったのでしょう? 岡部 作品自体は、そのときの自分のベストな状態を残していただけたもの、という認識なんですけど......。 私の中では、ファンの方々が喜んでくださる姿を見たい、言葉を聞きたい、というのが一番だったので、「買ってくれてありがとう」のはずなのに、発売イベントやSNSで皆さんが「出してくれてありがとう」って言ってくださったのが本当にうれしかったし、そういう期待に応えられて良かったな、と思えるものでした。 特にうれしかったのが、これまでのAKB48の活動の中で認識できていた方々はもちろんたくさんいたんですけど、写真集きっかけで「初めて会いに来ました」って言ってくださった方が多かったこと。自分が知らなかったファンの皆さんと触れ合うことができたのが一番うれしかったです。 ――写真集は自分で見返したりします? 岡部 はい。画像で見るのとは違う、紙の質感の良さを感じたり、地元の茨城から始まる構成があって、インタビューまで収録していただいて、ああ、こんなにきれいに撮ってもらえたんだな、って。表情の勉強にもなるので、「次はこうしよう」とか、考えを巡らせながら見ています。宝物です。 ――『エスカルゴ』は岡部さんが10年在籍したAKB48を卒業するタイミングで刊行しました。卒業から少したちましたけど、改めてアイドル時代を振り返ると? 岡部 通常のアイドル活動だけでなく、演技のお仕事だったりバラエティのお仕事だったり、本当にいろいろな活動をさせてもらって経験を積めましたし、これからどこへ行っても大丈夫だという、そういう自信をAKB48からもらったと思っています。 ――寂しくなったりは? 岡部 寂しくはない、って言ったら、みんな悲しくなっちゃうかな(笑)。でも、10年間でたくさんのことをできたという自信があるので、「あー、戻りたい」と思うことはないですね。でももしまた、当時のメンバーで集まって何かやれるような機会があったら、大喜びで参加したいです。