最近、小学3年生の娘が「ほかの色のランドセルに買い替えたい」と言い出しました。どうしたらいいでしょうか?
6年間使い続けるランドセルですが、成長とともに色の好みが変わり「買い替えたい」というお子さんもいるでしょう。多くの店舗では発送前までであれば変更は可能としていますが、数年間使ってきたランドセルの色を変える方法は、買い替え以外にないのでしょうか? 本記事では、ランドセルの色を変えたい場合の方法をいくつか紹介します。
発送前までなら色の変更は可能
通常のランドセルは、注文後、発送される前までなら色の交換や形式の変更ができるため、購入したランドセルのメーカーに一度問い合わせてみるといいでしょう。 株式会社ハシモト(富山市)が運営する、フィットちゃんランドセルのホームページの「よくあるご質問」を見てみると、在庫がある場合は発送前までなら対応が可能と記されていました。 商品が手元に届いた後でも、1週間以内で、未開封未着用のものであれば返品・交換ができます。ただし、ランドセルを一度箱から出したり、背負ったりした後に返品・交換をしたい場合、商品の状態によっては修理代を支払わなければなりません。また、消費者側の都合で返品・交換する場合は、送料・手数料も負担する必要があります。
一部のランドセルで、色やフラップを変えるアフターサポートがある
ごく一部のランドセルは、小学校に通う6年間の間で色を変えられるサポートやフラップを交換するサービスがあります。 ここでは、2つのランドセルメーカーのアフターサポートについて見ていきましょう。 ■ataraランドセルの「色交換サポート」 株式会社キシル(静岡県浜松市)が販売するataraのランドセルでは、「色交換サポート」があるので、迷ってしまった方も安心できます。ataraの「色交換サポート」を受けることができる対象を図表1にまとめました。 図表1
※atara「色交換サポート」を基に筆者が作成 ■HAKURA(羽倉)ランドセルの「フラップ交換サービス」 株式会社羽倉(兵庫県豊岡市)が販売するHAKURAのランドセルでは、「フラップ交換サービス」があります。フラップとは、ランドセルのパーツのうち1番大きな皮を使う場所で、ランドセルを開け閉めするときにふたとなる部分です。 購入から6年以内のHAKURAのランドセル(小学校の在学期間中に限る)が対象となります。HAKURAの「フラップ交換サービス」の費用(税込)を図表2にまとめました。 図表2