川崎、前半に3点先取で上海海港に勝利 連敗を『2』で止めた鬼木監督「今日の勝利は非常にうれしい」【ACLE】
◇5日 サッカー アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)第4節 川崎3―1上海海港(等々力) 前半に3点を先取した川崎が3―1で勝ち、連敗を2で止めた。 先制点は12分だった。相手のクリアに反応した左利きの家長が右足でのダイレクト弾でネットを揺らした。攻撃陣は直後の13分にも2点目。エリソンのシュートはGKに止められたが、珍しく2トップの一角で起用された瀬川が詰め、右足で蹴り込んだ。 ガッツポーズで喜んだ瀬川は「気合が入っていた中でしっかりと結果を取れた。自分の存在価値を十分に示せたかなと思う」と胸を張った。 瀬川は33分にもゴールに絡み、エリソンの左からの折り返しを絶妙のスルー。走り込んだ右サイドバックのファンウェルメスケルケンが右足で突き刺した。 川崎が前半で3点を奪ったのは5月11日のJ1第13節・札幌戦以来。スタンドのサポーターが大いに沸く中、今季限りでの退任が決まっている鬼木監督はベンチの前で満面の笑みで「たたみかける意識が非常に強く出た、いい前半を送ってくれた。今日の勝利は非常にうれしい」と喜んだ。
中日スポーツ