「ザ・バットマン」スピンオフドラマにバットマンが登場しない理由
大ヒット映画「THE BATMAN ザ・バットマン」のスピンオフドラマ「THE PENGUIN ザ・ペンギン」に、ロバート・パティンソン演じるバットマンが登場しないことを、番組のショーランナーで脚本家のローレン・ルフランが明かした。 米HBOが手掛ける同作は、映画でペンギンことオズワルド・“オズ”・コブルポット役を演じたコリン・ファレルが主演を務める。ルフランは米SFX誌に対し、「マット(・リーブス監督)の映画はバットマンのレンズを通しているので、高いところから街を見下ろすことになる。映画とは視点が違う。オズの場合は、街中にいて、砂や泥や汚れの中にいる。彼は上を見上げ、頂点を目指している」と語った。 さらにルフランは、同作は映画とは異なる体験であり、「ゴッサムは十分に興味深い街であり、その中でより多くの扉を開けるに値すると思う」と付け加えた。 また、映画版の監督で、スピオフドラマの制作総指揮を務めるリーブスは、「基本的にそこにあるものの延長線上にあるもの」であると新シリーズについて説明。「バットマンの亡霊がそこにいる。リドラーの亡霊がそこにいる。前作で起こったことすべての亡霊がそこにいる。それがこの作品に影響を与えている。そして、それはまさに私たちのスタート地点なのです」と語った。 「THE PENGUIN ザ・ペンギン」は、U-NEXTで米国同時となる9月20日から見放題で独占配信。