日本勢トップ6位タイの杉浦悠太が存在感「アプローチは自信に」 ZOZOゴルフ最終日
男子ゴルフのZOZOチャンピオンシップ最終日の27日、〝米ツアー初参戦〟の杉浦悠太が存在感を示した。「ずっとショットの調子が良かった」と8、9番では正確な300ヤード超えショットでフェアウエーへ。17番では10メートルのパットを沈め、最終日はボギーなしの64。通算13アンダーで日本人最上位の6位タイである。 【写真】プロアマ戦で同組の松坂大輔氏から〝逆レッスン〟を受ける石川遼 ピンチにも冷静だった。18番（パー5）では1打目を左の林に入れたが、2打目を隣のホールへ出し、パーで切り抜けた。4日間のリカバリー率（パーオンを逃したホールでパーもしくはそれより良いスコアを出す）は80・00％で全体の5位。「アプローチは自信になった」と笑った。 7月の日本プロ選手権を制した23歳。今季の目標は賞金王（目下、首位とは約4700万円差の6位）だが、今大会のトップ10入りで2週間後の米ツアー（メキシコ）出場権を獲得。「行きたい気持ちはあるけど、賞金王のことも…」と今度は悩める杉浦がいた。（清水満）
