大阪 2千~3千人対象に「抗体検査」6月実施へ 吉村知事「だいたい傾向はつかめる」
大阪 2千~3千人対象に「抗体検査」6月実施へ 吉村知事「だいたい大阪の傾向はつかめる」
大阪府の吉村洋文知事は14日、大阪府庁で行われた定例会見で、府民2千人から3千人を対象に、新型コロナウイルスに感染したことがあるかどうかを調べる「抗体検査」を実施すると発表した。吉村知事は「2000人から3000人ぐらいの規模でやろうと思ってます。6月中には実施したいと思ってます」と話している。 【中継録画】大阪府・吉村知事「感染拡大防止と社会経済活動の両立を」(2020年5月14日)
健康サポートアプリ「アスマイル」の登録者対象
会見によると、検査は大阪府の健康サポートアプリ「アスマイル」に登録する2千人から3千人の府民を対象に行うという。吉村知事は会見で、アスマイルの現時点の仮登録者が約10万人、本登録者約6万5000人がいるとし「本登録者は住所まで打ち込んでくれてます。つまり、その人がどこに住んでるのか、年齢は、年代は幾らなのか、男女はどうなのか、そういった情報もわれわれとしては把握できます」と説明した。
「2000から3000取れればだいたい大阪の傾向はつかめますから」
今後については事務方でもう少し詰めた上で「何か応募の仕方を決めて、応募していただいて、協力していただける方を募集して、こっち側でセレクトはできますから。2000から3000の抗体検査を6月中に実施する。その結果、2000から3000取れればだいたい大阪の傾向はつかめますから、それを6月にはやりたいと思ってます。もうしばらくしたら詳細の発表もできるだろうと思ってます」と話していた。