効果絶大!「尼宝線」の道路拡幅と「宝塚IC」の立体交差化で渋滞はどうなった? 今年のGWも大きな渋滞は発生せず。
兵庫県の主要幹線道路のひとつである尼崎宝塚線(通称:尼宝線)は、これまで宝塚ICと平面交差していたことから、慢性的な渋滞発生ポイントとなっていた。そこで、中国道のリニューアルに合わせるかたちで、道路の拡幅と宝塚ICの立体交差化実施。2024年4月に整備が完了した。その後、渋滞はどうなった? 【写真】かなり大胆な道路整備! 地元の待ち望んだ良事業!
尼宝線の大規模整備で宝塚ICの大渋滞を解消!
尼崎宝塚線(通称:尼宝線)は、兵庫県の尼崎と宝塚を南北に結ぶ主要幹線道路のひとつである。これまで、小浜交差点から安倉団地前交差点までの区間では、宝塚ICと平面交差しており交通渋滞が頻発していたことから、中国自動車道のリニューアルに合わせるかたちで道路の拡幅と4車線化、さらに宝塚ICを含む立体交差化の工事が進められていた。そして2024年4月、この大規模な道路の整備がついに完了した。 果たしてその効果はいかほどだったのだろうか? 兵庫県は6月10日、整備前と整備後を比較し、特に交通の流れが悪かった小浜南交差点と福祉センター前交差点で渋滞が解消したことを発表。また道路の片側にしかなく狭かった歩道も両側に整備し、幅を1.5メートルから3.5メートルに広げたことで、安全かつスムーズな通行が実現したと知らせした。 道路の利用者からは「今年はGWの渋滞が発生しなかった」「道路幅が広くなったことで見通しも良くなり運転しやすくなった」といった声も寄せられており、地元の居住者や道路の利用者に貢献する整備となったことがわかった。
文=KURU KURA編集部 資料=兵庫県