前原滉、「おおむね評判よさそうで」 主演映画『ありきたりな言葉じゃなくて』 「後で聞いてちょっと怖いかもって思った」エピソード明かす
俳優前原滉(32)が21日、東京都内で主演映画「ありきたりな言葉じゃなくて」(渡邉崇監督)公開記念舞台あいさつに共演の小西桜子(26)らと登壇した。 実話を元にしたストーリー。ドラマ脚本家の夢をつかんだところ、偶然に出会った”彼女”に翻弄(ほんろう)され、奈落の底に突き落とされる主人公・藤田拓也を前原が、拓也が出会う謎の”彼女”りえを小西が演じる。 満員の客席を前にして前原は「ちょうど撮影していたのが去年。1年って早いなって。公開して、こうやって見てもらえることはうれしいことだし、幸せなことだなと思います」と感慨深げにあいさつした。 公開から2日目。反響については「気になりますけど、揺さぶられはしないですね。作品の感想は自由なので。でも見た方のSNSとかを見ると、おおむね評判よさそうで」と笑顔を見せれば、渡邉監督も「ありがたいことに僕も今のところネガティブなのは見ていないですね」とうなずいた。 前原はオファーが来た時、最初断ったという。「当時、自分の中で主演を背負うということと気持ちのバランスがうまくとれなくて。その状態で仕事を受けると失礼な気がした」。だがその後、監督やプロデューサーの熱意に後押しされ出演を決心したと明かした。 「渡邉さん(監督)は僕の写真と小西さんの写真を目の前に置いて脚本を書いていたらしいんです。後で聞いて『ちょっと怖いかも』って思ったんですけど(笑)。それくらい熱意を持って書いてくださった」と監督に感謝した。
中日スポーツ