アジアカップで輝く《カタールのロナウジーニョ》 やはり不気味な開催国・カタールのNo.1テクニシャンを警戒せよ
第2節のタジキスタン戦では見事なチップシュート
3-0で勝利したアジアカップ開幕戦のレバノン戦に続き、グループステージ第2節のタジキスタン戦にも1-0で勝利して早々にグループステージ突破を決めたアジアカップ2023開催国のカタール代表。 レバノン戦ではFWアクラフ・アフィーフが2ゴール、FWアルモエズ・アリが1ゴールを挙げていたが、このタジキスタン戦でもゴールは2人から生まれた。 アリのスルーパスに抜け出したアフィーフが前に出てきたGKの上を超すチップシュートでネットを揺らしており、やはりカタールの攻撃はこの2人が中心だ。 中でも、テクニックの部分でアフィーフは目立つ。優勝した前回大会では10アシストを記録していたが、27歳で迎えた今大会も滑り出しは上々だ。 スペイン『as』はアフィーフのことをカタールのロナウジーニョと呼ぶ。エレガントなプレイスタイル、そしてアフロ風な目立つヘアスタイルからそう名付けており、カタールと戦うチームはアフィーフを抑えることが最初のミッションとなるだろう。 「アフィーフはカタールの英雄であり、最もエレガントな選手だ。アフロヘアとそのプレイスタイルからロナウジーニョを彷彿とさせるサッカー選手である。タジキスタン戦で見せたGKの上を抜くチップシュートは、彼の持つ計り知れない才能を示している」 前回大会でもアフィーフ&アリのコンビがカタール攻撃陣の生命線となっていたが、このコンビネーションは決勝トーナメントでも猛威を振るうか。
構成/ザ・ワールド編集部