日本人妻の「K-POP推し活」でできた多額の借金に悩まされ…韓国人夫が抱える「母国への苦い思い」
夫婦の間で多少の隠し事はつきものだが、それが「お金」がらみだと話も違ってくるだろう。ある日、パートナーに多額の借金があることがわかったら……。 【写真】合同結婚式で韓国に嫁いだ統一教会・日本人妻の「知られざる苦悩」 前編記事〈「日本人と結婚した韓国人男性」が青ざめた…妻が隠していた総額300万円以上の「衝撃の借金」の中身〉では実際にそのような体験をし、人生が激変したイ・ジョンソさん(仮名・40歳)の事例を紹介した。兵役から逃れたい思いで来日し、日本人女性と結婚したイさん。しかし、妻が後年とあるK-POPグループにハマり、渡韓を重ねてまで「推し活」に没頭した結果、旅費、ファンとの交際費、グッズ購入費などが積もり積もって300万円以上の借金をこしらえていたのだった。 イさんのほうが収入があったため、当面は返済に加えて家賃と妻の通信費を払うことに決めたのだが、事態はそれでは収まらず……。イさん夫婦の気になるその後を聞いた。
半年間で新たに200万円の借金が…
イさんはこう打ち明ける。 「私がその直後にリストラに遭ってしまい、収入がなくなったので次の職が決まるまでの半年間は、大根を油で炒めてケチャップとクミンをかけたご飯を食べるような節約生活をしていたんです。 そのさなかにも、妻のICカードが紐づいた私のクレジットカードの支払い通知が携帯に届きまくるので気が狂いそうになりました。しかも、通信費として月に4~5万円も課金されてくる。一体何に使っているのか調べると、韓国でレンタルWi-FiやSIMを使わずローミングをしていた分でした。『面倒だったから』とかで。 それで、携帯ショップに行ってICカードの連携を解除してくれと言ったら、妻の同意がないとできないと言われて……支払っているのは私なのに、そんなのおかしいじゃないですか」 妻との交渉は不調のまま、半年間でイさんに新たに増えた借金は約200万円。 我慢の限界を迎えたイさんが、これまで肩代わりした分を返さなければ家を出て行く旨を伝えると妻は強く引き止めてきた。 すったもんだの末、イさんが返済を行う代わりに妻が家賃と自身の携帯代金を支払い、妻の親にも経緯を報告することを約束させたという。