斎藤知事を支援 沈黙を続ける女性経営者に広報専門家が苦言「PR会社と名乗ってほしくない」「毀損している」
インスタではセレブ生活をアピール…エルメス・バーキンも披露
こうした騒動では、当事者からの説明が遅くなるほどダメージが大きくなる傾向があるとし、「みんな疑心暗鬼になる。しかも相手さんが公的な人。なおさら社会に影響ある。百条委員会の委員長だってどうしたらいいか分からない。黙っていればいるほど、風評被害やミスリードも出てくる」と続けた。逆に早期に何らかの意思表示をすれば、「自分の信頼を取り戻すことにもつながる」と、プラスの効果もあると付け加えた。 「とある日、株式会社merchuのオフィスに現れたのは、斎藤元彦さん。それが全ての始まりでした」 「ご本人は私の提案を真剣に聞いてくださり、広報全般を任せていただくことになりました」 斎藤氏が下馬評を覆して当選したのは、SNS戦略が勝因と言われ、新たな選挙スタイルとしても注目を集めた。それはPR会社によって有償で作られたプロパガンダに踊らされていただけだったのか。折田氏の思わせぶりな“舞台裏”の公表には、斎藤氏への支援にかかわらず、投票した有権者の失望や怒りを買っている。 インスタグラムではエルメスのバーキンを持ち、高級アフタヌーンティーを楽しむ姿など優雅なセレブ生活をアップしていた折田氏。自己紹介では、「『日本の全てのダサいをなくしたい』フランス留学中にそう思いました」とつづっていた。 果たして説明逃れを続けている現在の自身の姿は輝いているのだろうか。 「いいことだけをやってあげるのがPR会社じゃない」と騒動における対応の重要性を繰り返した山見氏。 斎藤氏の代理人弁護士は、「今後の展開によれば名誉棄損等の問題はあるのかもしれません」とも話している。 有権者への1日も早い真相の説明が求められている。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム