「なんだか疲れた…」を放置すると危険!すぐに試してほしい回復法5つ|美ST
イベントが多く多忙だった年末が過ぎて、お正月も挨拶回りなどでなにかとバタバタ。日常が戻ってきて、新しい気持ちで一年を始めたいのになんだか疲れを感じている……。そんな人は多いのではないでしょうか。冬は生活習慣の乱れに加えて、寒暖差によっても疲れが溜まりやすくなる季節です。今回は冬の疲労の原因、そして対策をわかりやすくご紹介します。
1.冬の疲労チェックリスト
疲労感について以下のチェックリストを見ながら、いくつ当てはまるか確認しましょう。 □だるさを感じる □よく気分が沈む □やる気が湧かない □怒りやすい □寝ても疲れが残る □睡眠が浅く、よく眠れない □頭痛で悩んでいる □肩がこる □食欲がない □よく胃の調子が悪くなる □風邪やインフルエンザによくかかる この中で多く当てはまる人ほど、疲労を感じていることになります。
2.冬に疲労を感じやすい原因
①気温の低下・寒暖差 昼夜の温度変化や外気との寒暖差は、体に負担をかける原因です。人は7℃以上の温度差を感じると「寒暖差疲労」を感じやすくなります。 通常、体内で作られた熱は、血流を通して全身に運ばれ、体温を保っていますが、寒い時は生命維持に重要な内臓の温度低下を防ぐため、体の中心に血液が集まるように自律神経が働き、血管が収縮。こうして血流が滞ると、手足の末端に酸素や栄養素が行き渡らなくなります。血液には老廃物を回収する働きもありますから、血流が滞ると老廃物も蓄積していき、腰痛、肩こり、倦怠感などの原因になる場合があるのです。
②生活習慣の乱れ 年末年始は生活習慣が崩れがちです。 年末は連休前で仕事量が普段よりも増え、適切な睡眠時間を確保できなかった人もいたのではないでしょうか。睡眠不足で仕事効率が低下し、悪循環に陥ることもあります。 また年末から年始にかけては、イベントや人付き合いなどで外食が増えてアルコールを摂取することが多くなります。お正月のおせちも意外と栄養バランスが悪く、塩分や糖質が多い組み合わせです。 暴飲暴食と激務で心身のストレスが積み重なり、一気にそのダメージが疲労感となって現れます。 ③運動不足 冬は全体的な活動量も低下しがちで、運動不足に陥りがちです。買い物もネットで済ませることができるようになった近年ではさらに外出機会が減り、慢性的な運動不足の人が増えました。 長時間同じ姿勢で体を動かさずにいると、筋肉が固まって血流が低下し、疲労物質が溜まっていきます。また慢性的な運動不足だと、筋肉が萎縮し、些細なことでもすぐに疲労しやすい体になってしまいます。