全国高校サッカー選手権 堅い守備で勝利を呼び込め! 広島国際学院の1回戦の相手は!?【アナたにプレゼン・テレビ派】
対戦する静岡学園高校は、これまで2度の全国制覇をしています。OBには「キングカズ」こと三浦知良選手を始め、数多くのJリーガーや日本代表選手を輩出しています。スタイルは、ブラジル仕込みのテクニックを持ち味としたチームで、攻撃的なサッカーをします。
その静岡学園高校に、どう対していくのでしょうか。広島国際学院高校の持ち味はズバリ、守備です。今回の県大会決勝トーナメントで、無失点での優勝は10年ぶりだったそうです。この堅い守備の原点は、2023年の全国大会で強豪と戦って学んだことだったと言います。
守備の中でも「強度」について、広島国際学院高校サッカー部の谷﨑監督は、強豪と戦う中で「うちとの違いは強さ」で、選手には「まとわりつけ」という言葉を言い続けてきたそうです。県大会の決勝では、ペナルティエリアに侵入してきた相手に対して1~3人付くだけでなく、後ろからも2人で挟み、さらにシュートを打たれてもキーパーがセーブするという「強い守備」の場面が見られました。「絶対にボールを取る」という強い意志を感じることができます。
広島国際学院高校ディフェンダーの田中柊宇(しゅう)選手は、まとわりつく守備について「相手が余裕を持ってプレーをしていても、最後まで厳しく相手にコンタクトをしていく。少しでも体を寄せていくことで、シュートミスを誘うことができる。」と話していました。
谷﨑監督も「今の自分たちの礎になっている」と話す、2023年の全国大会でも対戦した静岡学園高校を相手にどのような戦いを見せてくれるのでしょうか。広島国際学院高校の全国大会の初戦は、12月29日(日)に埼玉県で行われます。試合の模様は、広島県でも生中継をします。広島国際学院を応援しましょう。