G大阪、4連勝で4位フィニッシュ FW坂本一彩が2発で自身初の2ケタ得点
◇明治安田J1リーグ最終節 G大阪3―1広島(2024年12月8日 パナスタ) G大阪が3―1で広島を下して4連勝を飾り、4位でフィニッシュした。FW坂本一彩(21)が2得点を挙げ、今季の得点数を「10」に伸ばした。 広島に優勝の可能性がある中、前半13分にMFウェルトンのクロスから坂本が左足でシュートを流し込んで先制。後半36分にセットプレーからDF中谷が追加点を奪うと、同44分にはシュートのこぼれ球に反応した坂本が2得点目を奪って勝負を決めた。 坂本はラスト4試合で5得点を挙げ、離脱しているFW宇佐美の穴を埋める働きぶり。最終節で自身初となる2ケタ得点に乗せ「今シーズンを通して自分がつかんできたものをこの試合に全部出せたのかな」と手応えを口にした。 移籍1年目でフルタイムを出場を果たしたDF中谷は、貴重な追加点を挙げ「ダワンが走り込んだ時に来ると分かった。おまけができて良かった」と笑みを浮かべた。 昨季16位から巻き返して4位でフィニッシュし、天皇杯は準優勝だった。来季も指揮を執るポヤトス監督は、試合後のセレモニーで「来シーズンもまい進したい。(G大阪にとっての)10個目のタイトルを獲りたい」とサポーターに挨拶。その後の会見では「ベースがしっかりとできてきて、常に上位争いができるチームになってきた。来シーズンに向けて良い流れを持っていきたい」とさらなる飛躍を誓った。