EV参入の中国シャオミ「第2号モデル」の発売予告 中大型SUVの「YU7」を2025年6~7月に投入へ
■研究開発費を増額へ 「SU7の販売増加によるスケールメリットが、自動運転システムの研究開発費用や工場の建設コストを吸収し、EV事業の粗利率を押し上げている。しかも(工場の)生産能力にはまだ伸びしろがある」 シャオミの盧偉冰・総裁(社長に相当)は、11月12日に開催した7~9月期の決算説明会でそう述べ、先行きに楽観的な見通しを示した。 また、同社の林世偉CFO(最高財務責任者)は、EV事業の1月から9月までの累計支出額が約88億元(約1823億円)だったと明かし、研究開発費が大部分を占めたと説明。EV事業の粗利率が想定を上回っていることから、「2025年は研究開発費のさらなる増額を予定している」と、攻めの姿勢を強調した。
第2号モデルの投入により、シャオミ・カーの快進撃がさらに加速するのか、目が離せない。 (財新記者:劉沛林) ※原文の配信は12月10日
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