クールな遊び心。90年代ゲームのパッケージデザインを振り返る
Wolfpack(1990年 Broderbund)
第二次世界大戦下を舞台とした潜水艦シミュレーションゲーム『Wolfpack』。発売当時は同じジャンルのゲームである『Silent Service 2』に遅れをとったそうですが、このグラフィックデザインは高い評価を得たといいます。 『Wolfpack』はClassic Reloadでウェブブラウザからプレイできますよ。
Jetfighter: The Adventure(1988年 Velocity)
戦闘機シミュレーションゲームの『Jetfighter: The Adventure』。Yeo氏がパッケージデザインを自由な発想で制作した最初のゲームです。アーケードアクションとシミュレーションを混ぜたコンセプトで作られました。パッケージの裏側にはジェット機の翼のようなフラップがあります。 『Jetfighter』はウェブブラウザからプレイできます。
Jetfighter II: Advanced Tactical Fighter(1990年 Velocity)
爆発的ヒットというわけではありませんが、『JetFighter』は多くの続編がリリースされました。2作目となる『Jetfighter II: Advanced Tactical Fighter』は、より高度で戦術的なゲームになりました。 パッケージは立体要素が加わり、V字の出っ張ったデザインの中央にジェット機が映るものでした。 『Jetfighter II』はこちらからプレイが可能です。
Gabriel Knight: Sins of the Fathers(1993年 Sierra On-Line)
ポイント&クリック型アドベンチャーゲームの『Gabriel Knight: Sins of the Fathers』。名作として知られるこの作品は、ビデオゲームにおけるストーリーテリングを進歩させたとして愛されています。 いびつな四角形と三角形が組み合わさったようなパッケージ、印象に残るグラフィックは恐怖を感じさせるに十分なデザインでした。 『Gabriel Knight』はPlay CLASSIC games onlineでプレイできます。
Spectre(1991年 Velocity)
3D戦車シューティングゲームの『Spectre』。3Dグラフィックス初期に流行となりました。 シンプルでありながらほかのものと雰囲気の違うこのパッケージは、SF的な鋭い形状とピラミッドのような突起が重なったものになっています。ゲームのフラットなポリゴングラフィックを基にして作られたそうです。 『Spectre』はこちらからプレイできますよ。