写真：グルメ Watch

　日本ミシュランタイヤは、「ミシュランガイド東京2025」の全セレクションと初の電子書籍版の発売を発表した。ミシュランガイド公式Webサイトとアプリにもセレクションを追加している。 【画像】「ミシュランガイド東京2025」掲載数 ■ 「ミシュランガイド東京2025」書籍/電子書籍 発売日：2024年10月22日 定価：3498円 書籍判型：A5変形 言語：日本語/英語 「ミシュランガイド東京2025」では34種類の料理カテゴリーから507軒の飲食店・レストランを紹介しており、今回の新規掲載店は64軒となる。また、新ミシュラングリーンスター、新二つ星、新三つ星を追加したほか、デザートを中心とするコース料理の店がセレクションされ、新たにソムリエアワードも発表する。 　新三つ星にはフランス料理のクラシックな技法を基本に日本の食材を融合させた「セザン/SÉZANNE（フランス料理/千代田区）」が輝き、新二つ星には食材に合わせた衣を科学的に分析し美味しさを引き出す「天ぷら 元吉/Tempura Motoyoshi（天ぷら/渋谷区）」を選出。 　新一つ星には得意のパスタを少量ずつ供するスタイルの「プリモ パッソ/PRIMO PASSO（イタリア料理/中央区）」、素材選びと鶏肉に合う火入れを追求する「焼鳥 髙はし/Yakitori Takahashi（焼鳥/中央区）」、パリの三つ星レストラン「Kei」の小林圭シェフが監修する「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ/Héritage by Kei Kobayashi（フランス料理/港区）」の3軒が評価を上げてセレクション入りした。 　一つ星に新規掲載されたのは、産地直送のフルーツを使ったデザートレストラン「山/Yama（クリエイティブ/港区）」、まぐろに最も心を配り古典回帰の大ぶりのにぎり寿司を供する「佐野鮨/Sanosushi（寿司/港区）」、上質な食材と独自の献立で自由と新しさを追求する「割烹 室井/Kappo Muroi（日本料理/港区）」、蕎麦や寿司の経験から幅広い調理技術と独自性を誇る「 四ツ谷 みね村/Yotsuya Minemura（日本料理/新宿区）」、食材の美味しさを率直に伝えるそぎ落とした日本料理が特徴の「東山無垢/Higashiyama Muku（日本料理/目黒区）」、フランス・日本・中国料理を学んだシェフが日本の食材にさまざまな技法を組み合わせた「白寧/hakunei（現代風料理/港区）」の6軒。 　さらにフランス料理として日本食材を使うコンテンポラリーフレンチを基調とした「スィークル/CYCLE by Mauro Colagreco（千代田区）」、パリで活躍していたシェフがフランス料理を通して日本の風土を表現する「アポテオーズ/apothéose（港区）」、日本のだしの旨味にフランス料理の凝縮した味わいを重ねた独創性のある「オルタンシア/hortensia（中央区）」、古典をリスペクトしソースに重きを置いた「ソーセ/Saucer（渋谷区）」の4軒、計10軒を追加している。 □日本ミシュランタイヤ株式会社 代表取締役社長 須藤元氏のコメント 　18年目となる「ミシュランガイド東京」のセレクション発表は、料理カテゴリー34種類から、507軒の豊かなセレクションとなりました。世界一のミシュラングリーンスター数を誇る都市、東京に初めて精進料理がミシュラングリーンスターの評価となり、自然に感謝する心と食材をムダにしない教えを伝えています。「すべてを持続可能に」という企業ビジョンのもと、ミシュランガイドは、持続可能なレストラン経営を志し、その最前線で活躍する飲食店・レストランに光をあて、応援していきます。ミシュランはこれからも、あらゆる製品やサービス＆ソリューションにお客さま目線のニーズをとらえ、ユニークで充実した体験を提供します。 □ミシュランガイド・インターナショナルディレクター グウェンダル・プレネック氏のコメント 　今年も東京のガストロノミーシーンはエキサイティングでした。昨年同様、今年も新たな三つ星、二つ星、一つ星レストランが誕生し、世界をリードする美食都市を象徴する進化を続けています。クリエイティブという新たな料理カテゴリーでは、デザートを中心とするコースの店が選ばれました。インスペクターはパティシエのユニークな専門性と創造性に感銘を受けました。今年発表した「ミシュランキー」のホテルセレクションとともに、ミシュランガイドは忘れられないエクスペリエンスを食と滞在の両面からご提案します。予約システムとコンシェルジュサービスの充実により、予約と体験の共有まで、ミシュランガイドのトータルサポートサービスを充実させ、世界一のブッキングプラットフォームを目指しています。