「モンキーアフリカ125」誕生!? パリダカ参戦機再現のレアな外装キットが現代に蘇る
オリジナルパーツを販売しているAGLLABO(AGLラボ)が、新たにモンキー125用外装キットを開発中だという。なんと90年代の「モンキーアフリカ」スタイルを再現できるアイテムだ! 【画像】外装キットのディテールや当時のモンキーバハをギャラリーで見る(10枚) 文/Webikeプラス 編集部
モンキーBAJA用に発売されたレアアイテムを現代に蘇らせる
2017年まで販売されていた「モンキー50」は、コンパクトなボディとシンプルな構造によって、アマチュアでも様々なカスタムで楽しめるモデルだった。このため絶版となった今なお、「4ミニカスタム」の大きなカテゴリーとして、様々なパーツが各社からラインナップされている。 ところがモンキー50には、メーカー自身が発売した公式カスタムライクなモデルのラインナップも存在した。1987年に登場したオンロードレーサースタイルの「モンキーR」や、1991年発売のオフロードマシンスタイルの「モンキーバハ」がそれだ。 どちらも販売されていたのは2年ほどで、現在はレア&マニアックなモデルとしてプレミア価格で取引されている。そんなモデルのうちのモンキーバハには、ファニーな外見を更にカスタムする外装キットも登場。当時、ホンダは「パリダカールラリー」に4連覇を果たしており、日本にもこの世界一過酷なラリーに注目が集まっていた。そこでホンダの参戦機「NXR750」をデフォルメし、モンキーバハに装着できる「モンキーアフリカ外装キット」がホンダアクセスから販売されていたのだ。 これはモンキーBAJAのデュアルヘッドライトやメーターバイザーはそのまま、ラリーレイドな巨大メインタンクやシート脇のサブタンクを表現したもの。あくまでカバーであるため、タンク容量が増大するわけではないが、ポップなモンキーがタフなパリダカ仕様になる、遊びごころ溢れるキットだった。 そんなモンキーアフリカ外装キットだが流通量は多くなく、現在はほとんど目にできない非常にレアなアイテムとなっている。このためもし「モンキーアフリカ」を再現したくても困難な状況が続いていたが、埼玉県の「AGLラボ」はこのキットをリプロダクションで再現。当時の姿を復活させることに成功し、モンキーバハやモンキー50への装着を可能とした。