セブンペイ、9月末でサービス終了 午後3時から会見(全文2)保険加入検討中にハッキング
7iDと同じパスワードを使うのは可能か
三上:ごめんなさい、チャージ用のパスワードを7iDのパスワードと同じものにすることができるんですね。 田口:はい、7iDのパスワードとチャージ用のパスワードは同じものを使用することができる仕様になっていたのは事実でございます。 三上:では現状はアカウント型ハッキングであるという結論は変わりがない。 田口:はい、そのように現時点では考えさせていただいております。 三上:ありがとうございます。 司会:続きましてご質問の方、お願いいたします。ではステージに向かって左手側の最前列の男性、お願いいたします。
経営トップの経営責任をどう考えているのか
読売新聞:読売新聞の【ナカシマ 00:27:23】といいます。まず今回デジタル戦略の要だった7payをいとも簡単に廃止して結構、利用者とか加盟店の方に迷惑を掛けてると思うんですけども、それにもかかわらずそういうホールディングスとか運営会社のセブン・ペイのトップの方がこの会見の場にどうして出てこられないのでしょうか。そういう経営トップの経営責任というのをどういうふうに考えてらっしゃるのでしょうか。 もう1点が7payのようなこういう決済サービスというのは一般的に個人情報の流出を想定して、さまざまなコストを手当てする保険に入る場合が多いと思うんですけども、7payではそういう保険に入っていたのでしょうか。入っていない場合は、その損害賠償とかを請求された場合の損失額とか業績に与える影響、これをどういうふうに見ていらっしゃいますでしょうか。 後藤:ただ今の質問でございますが、7payをデジタル戦略の要として考えていたのであれば、その廃止に関して導入を決断したトップがなぜ出ていないのかということと、7payにおいて保険に入っているかどうかという質問。最初の質問は私のほうから答えさせていただきます。 私どもが想定してるデジタル戦略については、お客さまのIDを、つまりいただきながら、お客さまとのエンゲージメント、つまり関係性をどう強化できるかということで、各社が開発するそれぞれのアプリを通じて双方向の関係性をどう構築できるかというところが私どものデジタル戦略の大きな要であります。 その中の1つとしては当然、決済ということもございますので、7payもその要の中の要素の1つとしては位置付けておりました。トップが出ていないということでございますが、実はホールディングスにおいては私が代表取締役としてデジタルおよび金融を管掌している立場でございます。ですからホールディングスを代表する形で私が今日ここに登壇させていただいているということで、ご理解をいただければと思います。 一方で7payの保険の問題については奥田より回答させていただきます。