神戸や柏など6クラブでプレーした三原雅俊が36歳で引退…今季は東京都1部のSHIBUYA CITY FCでプレー「いつかサッカー界に恩返しを」
SHIBUYA CITY FCは28日、MF三原雅俊(36)の現役引退を発表した。 【写真】J1通算200試合のセレモニー、三原雅俊の子供たちは“三原ロール”を披露 熊本県出身の三原は、ルーテル学院高校時代にサガン鳥栖の特別指定選手となり、2007年からヴィッセル神戸へ加入。その後、ツエーゲン金沢、V・ファーレン長崎への期限付き移籍を経て、2019年7月からは柏に期限付き移籍した。 2020年から完全移籍に移行すると、主力の1人に定着。しかし、徐々に出場機会が減少していくと、2023シーズンは天皇杯1試合の出場にとどまり、SHIBUYA CITY FCに完全移籍していた。 東京都社会人サッカーリーグ1部で1年間プレーした三原は公式戦14試合に出場。今季限りでスパイクを脱ぐことを決断した。 J1通算202試合7得点、リーグカップ通算46試合出場。J2通算54試合2得点。天皇杯通算18試合1得点を記録していた。 三原はクラブを通じてコメントしている。 ーーーーー 2024シーズンを最後にサッカー選手としての現役を引退することに決めました。 幼い頃から夢見た世界で18年もの長い間プレーできたことは最高に幸せでした。 自分のサッカー人生を振り返ると、怪我に悩まされる事も多く、シーズンを通してレギュラーを勝ち得たこともありませんでした。 しかし毎日ひたすらにサッカーに向き合い、自分に向き合い、チームの為に戦ってきたつもりです。 辛いこともたくさんありましたが、試合で勝利してチームメイトやサポーターとスタジアムで喜びを分かち合う瞬間やスタンドで家族が笑顔で手を振っている瞬間は何事にも代え難い喜びを感じました。 この瞬間を味わう事が自分のプレーする理由でした。 6歳でサッカーを始めてから30年、 ブレイズ熊本 九州ルーテル学院中学 高校 サガン鳥栖 ヴィッセル神戸 ツエーゲン金沢 Ⅴファーレン長崎 柏レイソル 渋谷シティFC たくさんのクラブに所属させて頂き、素晴らしい方々と出会えたおかげで今までプレーを続けてくることができました。 温かく迎え入れていただき本当にありがとうございました。 幼い頃から何不自由なくおもいっきりサッカーをさせてくれた両親にも感謝しております。本当にありがとうございました。 そんな両親は熊本で農家を営んでおります。 スーパーで三原農園の野菜を見かけた際はぜひご賞味ください。 そして何より一番近くで支えてもらった妻へもリスペクトと感謝しかありません。 いつどんなときも自分を犠牲にしてサポートしてくれてありがとう。 そんな妻はピラティスインストラクターをやっております。 身体の不調がある方やトレーニングをしたい方はぜひご用命ください。 最後にSHIBUYA CITY FCで関東リーグ昇格を果たすことができ自分のサッカー選手人生を最高の形で締め括ることができました。 選手としては引退しますがこれからも大好きなサッカーを学び、理解を深めることは一生続けていきます。 いつか自分が育ててもらったサッカー界に恩返しができるように成長していきます。 ーーーーーー
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