相馬中村城跡巡り往時の姿に思いはせる 神楽舞奉納、古式砲術の演武も 福島県相馬市
城下町の魅力を発信する「相馬中村城(馬陵城)まつり」は6日、福島県相馬市の相馬中村城跡周辺で催された。 市観光協会の主催、市、市教委、相馬商工会議所、相馬青年会議所(JC)の共催。相馬神社では御神楽大会が開かれ御手神楽台敬神会、松川神楽保存会の2団体が、神楽舞を奉納した。相馬中村藩古式砲術も披露され、勇壮な火縄銃の演武が繰り広げられた。 相馬郷土研究会による散策では、県考古学会顧問の玉川一郎さんの案内で城跡を巡った。参加者は城のつくりや特徴の説明を受け、当時の様子に思いをはせていた。 相馬中村神社では豚汁の無料振る舞いや、みなと保育園の子どもたちによる演舞が催された。近隣の涼ケ岡八幡神社を巡るバスツアーも行われ、歴史と文化に親しんだ。 (相双版)