ジュワッと感がたまらない「だし巻き卵」。“いつもの”味でおなかも心もほっこり
お弁当や、あともう一品ほしい…というときにも便利な「だし巻き卵」。今回は、インスタグラムで日々「キッチンが楽しくなるレシピ」を発信しているおうちごはん研究家のはなさん(フォロワー数21万人)に、絶品「だし巻き卵」のレシピを教えてもらいました。
がんばった家族の胃袋と心を満たす「だし巻き卵」
子どもの頃、母によく言われていたことのひとつに「部屋の乱れは心の乱れ!」という言葉があります。大人になって料理をするようになり、だし巻き卵をつくる度に思い出すのがこの言葉。 コンディション抜群のときには「いつものだし巻き」ができるのに、なんだか疲れていたり、心ここにあらずで料理をしている日のだし巻きは焦げてしまったり、うまく巻けなかったり…まるでそのときの心を映し出す鏡のようだと感じます(母が言っていたのは部屋の掃除をしていない私へのお怒りだったのですが 笑)。 不格好なだし巻きを見て、なんとなく似ているなと、母の言葉を思い出します。 家庭料理だからこそ、いつも同じじゃないよさもあるのかな? とも思いますが、私はできるだけ「いつもの味」で家族を送り出し、1日がんばった家族の胃袋と心を満たせる食卓にしていきたいと思っています。そこで今回は、そんな私のお気に入りのだし巻き卵のレシピをお届けします。
●“いつもの”だし巻き卵
【材料(つくりやすい分量)】 ・卵 4個 ・だし汁 大さじ4 ・しょうゆ 小さじ2/3 ・酒 小さじ2/3 ・みりん 小さじ2/3 ・砂糖 大さじ1 ・油 適量 ・大根おろし お好みの量 ・めんつゆ お好みの量
【つくり方】
(1) 卵を割り、しっかり混ぜる。 (2) (1)に、だし汁、しょうゆ、酒、みりん、砂糖を加えしっかり混ぜる。 (3) 卵焼き用フライパンに油をひき、分厚くならないように薄く(2)の卵液を流し入れ、丁寧に巻いていく。 (4) 焼けたら、ラップで巻いて15分程度おく。 (5) 大根おろしにめんつゆを混ぜておく。 (6) ラップを取り、食べやすい大きさに切り、(5)大根おろしを添える。
●だし巻き卵は好みのジュワッと感を探すのも楽しみのひとつ
だし汁はこの量を基準に、お好みで倍量くらいまで増やしてお好みのジュワッと具合を探してみて下さい。もう少し甘いのが好きな方は砂糖を倍量くらいまで増やしてもおいしいと思いますので、お好みで楽しんでいただけるとうれしいです。
おうちごはん研究家・はな