「投手からしたら厄介」大谷翔平 モーション盗む完璧スタートで楽々3塁到達 高い進塁意識でリーグ首位“115得点”
◇MLB カブス 10-4 ドジャース(日本時間10日、ドジャー・スタジアム) 前人未踏の45-45を上回る、46本塁打47盗塁を記録しているドジャースの大谷翔平選手が、またも“足”で魅せました。 【画像】47個目の盗塁に成功した大谷翔平選手 大谷選手は3回第2打席は四球で出塁すると、続くムーキー・ベッツ選手の打席で47個目の盗塁をマーク。 さらに1アウト・ランナー1塁で迎えた5回の第3打席は、センター前ヒットで出塁すると、1アウト1・3塁とします。 続くベッツ選手の打席では、カブスのカイル・ヘンドリックス投手が大谷選手の盗塁を警戒し、1塁に2度のけん制球を投じます。それでも、ベッツ選手が4球目の外角高めのチェンジアップをセンター前ヒットとすると、モーションを読んですでにスタートを切っていた大谷選手は軽快な走りで3塁まで進塁。 積極的に盗塁を狙う大谷選手の姿勢と、1アウトランナー1・3塁というプレッシャーでヘンドリックス投手の四球を誘い、1アウト満塁の好機を演出します。そしてヘンドリックス投手は、ここでマウンドを後にします。 ヘンドリックス投手に代わってカブスはキーガン・トンプソン投手がマウンドに上がりますが、マックス・マンシー選手の犠牲フライで大谷選手は本塁に生還しました。 盗塁を重ねることはできませんでしたが、大谷選手の姿勢で相手にプレッシャーをかけ、結果的に得点へと結びついたことに、ファンからは「相手投手からしたら本当に厄介」、「いい圧かけてるよ」などの声が上がっています。 大谷翔平選手は、バッティングに加えて足でもチャンスを広げ、チームに貢献。得点数では、リーグトップの115点をマークしています。