【欧州CL】レアル2連敗でエムバペとビニシウスの「共闘問題」再燃 ベンゼマが指摘
欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第4戦(5日=日本時間6日)、昨季王者レアル・マドリード(スペイン)はホームでACミラン(イタリア)に1―3で敗れた。 14年ぶりの名門対決はミランが前半12分に先制し、Rマドリードが23分に追い付くもFWアルバロ・モラタの得点などで突き放された。公式戦2連敗となったことにカルロ・アンチェロッティ監督は「私たちは堅実さに欠けている」とし、直近3試合で9失点については「ただ守備がヘタなだけだ。より組織化されないといけない」と語っていた。 その一方、元RマドリードFWカリム・ベンゼマ(アルイテハド)は戦前に、フランス代表FWキリアン・エムバぺの起用法に問題があると指摘した。スペイン紙「マルカ」によると、ベンゼマはテレビ番組「エル・チリンギート」のインタビューで「問題はエムバペがセンターフォワード(CF)ではないということだ。そこは彼のポジションではない。フランス代表でもCFでは良くない」という。 エムバペは本来、左サイドのポジションを主戦場としている。ただRマドリードではブラジル代表FWビニシウスも左サイドを得意としているため、エムバぺがCFを務めているものの、本領発揮には至っていない。敗れた試合後の記者会見でも「ビニシウスとエムバペが一緒にプレーするのは難しいのか」との質問が出たほどだ。 指揮官は「今日はうまくいかなかった。もっと多くの得点が取ることができたはずだった」と答えていたが、低迷が続けば「Wエース」の共闘問題が再びクローズアップされるのは間違いないはずだ。
東スポWEB