ここ5年で16回の負傷…… バルセロナで公式戦の“約21%”を怪我で欠場するアラウホ 「ガラスのようなディフェンダー」
コパ・アメリカ準々決勝で負傷
コパ・アメリカの準々決勝ブラジル戦で負傷したバルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホは右足のハムストリングに重傷を負ってしまい、手術が必要に。約4カ月の離脱を強いられることになるようだ。 新シーズン出遅れることとなってしまったアラウホについて、スペイン『as』は「ロナルド・アラウホは素晴らしい体格の持ち主だが、ガラスのようなディフェンダーだ」と綴り、同選手の負傷歴に注目している。 2019-20シーズンにトップチームデビューを飾ったアラウホは今回の負傷を合わせるとここ5年で16回負傷しているという。この間のバルセロナの公式戦は213試合あり、そのうちの46試合を負傷により欠場。約21%という確率でアラウホが負傷でチームにいないという状況になっているようだ。そして今回の負傷によりこの記録はさらに増えてしまうこととなってしまった。 負傷の度合いや離脱期間の長さは様々であるが、出場すれば世界トップクラスの実力を誇るディフェンダーがここまで負傷が多いことはバルセロナにとっても気になるところか。今回のようにバルセロナの試合だけではなく、代表の試合で負傷することもある同選手だが、この度重なる負傷歴が「彼を頼りない選手にしている」と同メディアは綴っている。 アラウホがバルセロナにとって重要であることは明らかだが、この負傷歴の多さは同選手が長期的にクラブにとって絶対的な存在でいられるかどうかを怪しくさせるだろう。財政難のバルセロナは高額な移籍金が望めるアラウホの売却を検討しているという報道もここ最近は浮上したりしているが、守備の要である同選手の負傷の多さを懸念しているということもあるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部