「カプカプ」Sakurashimejiが2人で旅へ! カプセルホテルの思い出や印象の変化明かす
――それぞれにそっくりという役を演じる上で感じていることは? 田中 「海斗と亮は大学4年生で社会人目前なのですが、その頃にしかできないむちゃみたいなことがたくさんあると思うんです。でも、僕らは中学生の頃からこのお仕事をやっているので、そういうむちゃを知らずに生きてきたところがあって。なので、青春をやり直すと言ったら違いますが、知らなかった青春を今やるんだ、という思いもあります。同時に、もし僕らが大学生だったらきっとこうなんだろうな、と考えたりもして」 髙田 「僕も、亮を別の世界線にいる自分のようにも感じながら演じている感覚があります。台本を読んだり、演じていく中で、新たな自分の一面までも発見できていて。こういう人生もあったのかもしれない、と思いながらやっています」 ――撮影に向けて用意したことなどはありますか? 田中 「先程もお話ししたように、ほとんど2人芝居なのでセリフが多いのですが、彪我とは撮影以外でも常に一緒にいるので、いつでもどこでも読み合わせをしています。別の現場の控え室やメーク中もずっと台本を読んでいるよね」 髙田 「あと、サウナやお風呂に入るシーンがあるので、体作りを」 田中 「していないでしょ(笑)。見られたらバレるんだからうそつかないで(笑)」 髙田 「すみません、うそをつきました(笑)。でも、雅功はジムに行き始めたんですよ」 田中 「本当に余計なこと言う!(笑)」 髙田 「そこも期待していただければと思います(笑)」 ――小手伸也さん、真矢ミキさん、山中聡さんなど毎話ゲストの方が豪華なことも見どころの一つかと思います。共演して影響を受けたことはありますか? 田中 「本当にすごい方々が出演してくださっているので、少しでも何かを自分に取り入れたい…というのはずっと考えながらやっています。もちろん今の自分の120%を出してやってはいるのですが、皆さんとご一緒させていただく中で足りない部分が如実に見えてきて…。間やトーン、もっと深いところもそうですが、皆さんの全セリフを聞き逃さないようにしています」 髙田 「皆さんお芝居がすごく自然なんですよね。まるでセリフではない感じでやられるので、ふと素に戻っちゃう瞬間がたまにあったりして。セリフを自分のものにするってこういうことなのだろうなと思いますし、空気が一変する瞬間を肌で感じながらお芝居させていただいています」