【動画解説】土曜から菜種梅雨 大雨のおそれも 気温は上昇 多雪地はなだれに注意
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23日(土)から26日(火)にかけて広く雨が降り「菜種梅雨」となるでしょう。気温は上がり、多雪地ではなだれが発生する可能性があります。なだれには前兆現象があるため、見逃さないようにしてください。
23日(土)からしばらく前線が停滞し、低気圧が次々と通過する見込みです。このため、26日(火)にかけて広く雨が降り「菜種梅雨」となりそうです。(※「菜種梅雨」=3月から4月の菜の花が咲く時期に続く長雨のこと)
特に24日(日)は前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。西日本を中心に警報級の大雨となる可能性があるため、注意が必要です。
また、暖かい空気が流れ込むため、気温は上がりそうです。来週にかけての予想最高気温は、全国的に平年並みか高くなるでしょう。雪が多く積もっている所では、なだれに注意が必要です。
なだれには、前兆現象があるといわれています。たとえば、雪の表面にしわのような模様ができる「雪しわ」、山の斜面に引っかいたような裂け目が見られる「クラック」などです。このような前兆現象が見られた場合、なだれが発生する可能性があるため、十分ご注意ください。 (気象予報士・石上沙織)