「本当に手術?証拠送れ」…韓国・審査機関が婦人科に求めた「女性の患部」写真
【07月30日 KOREA WAVE】医療機関の診療費を審査する韓国の健康保険審査評価院(審評院)が、性器にできた良性腫瘍を除去した女性の患部の写真を提出するよう産婦人科医院に要求し、医療界から「やりすぎではないか」との声が上がっている。 ソウル市江南区(カンナムグ)の産婦人科院長はこのほど、フェイスブックに「審評院が外陰部の腫瘍を除去した女性器の写真を送れと言っている」と書き込んだ。施術の証拠として手術前後の写真を送れというのだ。 院長は「同様の手術が他の医療機関よりも多いので虚偽請求を疑ったようだ。これまで『立証しろ』という要求は数回受けたが、写真を出せと言われたのは初めてだ」と述べた。 審評院は医療機関の診療費請求が正しいか審査し、診療費を決定する。その後、国民健康保険公団が受給資格を確認し、診療費を病院に支給する。 刑事上の名誉毀損に当たる恐れもあり、院長は「どこにも出さない前提で撮影した。患者を保護する義務がある。流出や不特定多数が見る可能性があるのに、なんで要求できるのか」と訴えている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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