3回戦に駒を進めた張本美和（写真提供：WTT）

3月7～17日にかけて、シンガポールで開催中の国際大会・シンガポールスマッシュ2024。昨日（13日）、男女シングルス2回戦の一部と男女ダブルス2回戦、混合ダブルスの準々決勝が行われた。 日本選手では、昨日行われた2回戦に吉村真晴（TEAM MAHARU）、張本美和（木下グループ）が登場。予選から勝ち上がり、決勝トーナメント1回戦で黃鎮廷（香港）を退けるなど、好調ぶりを見せていた吉村は、チウ・ダン（ドイツ）にストレートで敗れ、惜しくも2回戦敗退。 一方張本（美）は、陳思羽（チャイニーズタイペイ）に完勝。本日（14日）20時35分（日本時間）より行われる3回戦では現世界女王の孫穎莎（中国）と今年3度目の対戦となる。持てる力を存分に発揮し、勝利を目指したい。 その他、すでに3回戦進出を決めている張本智和（智和企画）、伊藤美誠（スターツ）、平野美宇（木下グループ）の本日の試合予定は下記のとおり（すべて日本時間） 14：00～ 張本智和　vs.　梁靖崑（中国） 14：35～ 平野美宇　vs.　伊藤美誠 また男子シングルスでは、予選で田中佑汰（個人）を下して勝ち上がったアチャンタ（インド）が昨日行われた2回戦でヨルジッチ（スロベニア）をゲームカウント3-1で撃破。さらにO.アサール（エジプト）も、1回戦で林高遠（中国）を破った李尚洙（韓国）をフルゲームで退けるなど、世界王者の樊振東、五輪王者の馬龍らの敗戦に続き、男子シングルスでは番狂わせが相次いだ。 またダブルスでは、戸上隼輔／篠塚大登（明治大／愛知工業大）が2回戦でブルゴス／ゴメス（チリ）にゲームカウント3-1で勝利し、準々決勝進出。 女子ダブルスには「Wミユウ」こと木原美悠と長﨑美柚（ともに木下グループ）がそれぞれ朱芊曦、金娜英（ともに韓国）との国際ペアで出場し、両ペアが2回戦で対峙。各ゲームがジュースにもつれる接戦となったが、勝負所を押さえた木原／朱芊曦がゲームカウント3-0で勝利し、準々決勝進出を決めた。 なお、本日行われる男女ダブルス準々決勝の日本選手の対戦は下記のとおり（すべて日本時間） 14：35～ 木原美悠／朱芊曦　vs.　田志希／申裕斌（韓国） 20：00～　戸上隼輔／篠塚大登　vs.　張禹珍／林鐘勲（韓国） 混合ダブルスには張本（智）／早田ひな（日本生命）が準々決勝でガルドス／ポルカノバ（オーストリア）をストレートで下し、ベスト4入り。本日16：55～（日本時間）より行われる準決勝では林鐘勲／申裕斌（韓国）と対戦する。