HKT48、松岡はな最後の「TIF」は初センター曲「最高かよ」で締める“最高”に熱いステージに
HKT48が8月3日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」(8月2~4日、お台場・青海周辺エリア)のHOT STAGEに登場した。 【写真】HKT48のHOT STAGEは「大人列車」でスタートした ■9月11日に新シングル発売 福岡・博多を拠点に活動するHKT48は、2011年10月に誕生。2013年3月にシングル「スキ!スキ!スキップ!」でメジャーデビューした。これまでに17枚のシングルをリリースしており、9月11日には2023年12月発売の「バケツを被れ!」以来約9カ月ぶりとなる、18枚目シングル(タイトル未定)のリリースが決定している。 そんなHKT48のTIF出演メンバーは、井澤美優、石橋颯、市村愛里、伊藤優絵瑠、今村麻莉愛、江口心々華、栗原紗英、渋井美奈、竹本くるみ、地頭江音々、豊永阿紀、松岡はな、最上奈那華、梁瀬鈴雅、石井彩音、中野南実の16人。 ■ミックスで盛り上がるライブの定番曲「最高かよ」など8曲を披露 「Overture」が流れる中、爽やかな白の衣装を着たメンバー16人が元気にステージに飛び出し、1曲目の「大人列車」のイントロが流れると「ウォー!」という大歓声が響き渡った。疾走感のあるこの曲で勢いのいいスタートになったようだ。 その盛り上がりのまま「12秒」へ。イントロから観客が「ヨッ!」とメンバーと一緒に声を出し、さらに熱くなっていく。「皆さんの声でもっと熱くできますか?」とあおり、TIFにもピッタリな夏曲「早送りカレンダー」を披露。「ワンツースリー!」で会場中が大盛り上がり。 続いて披露されたのは、梁瀬の初センター曲「こんな時代に...」。メッセージ性の強い歌詞と梁瀬の堂々としたパフォーマンスがとても印象的だ。強さを感じる「僕たちは裏切った」、夏感満載の「ビーサンはなぜなくなるのか?」から、今村と松岡のWセンターで「君とどこかへ行きたい」へと続いた。 ラストの「最高かよ」は、HKT48の8枚目のシングル曲で松岡が初めてセンターを務めた楽曲。ミックスが盛り込まれているのが特徴的で、ここでも大型ビジョンにミックスの言葉が映し出され、会場が一体となって叫んでいた。 松岡はグループからの卒業を発表しており、9月22日に(日)にHKT48劇場で卒業公演、9月28日(土)に福岡サンパレスで卒業コンサートを行い、その日が活動終了日となる。松岡にとって最後のTIF。本人のX(旧Twitter)によると両親が見に来ていたそうで、まさに“最高かよ”なラストTIFになったようだ。 ◆取材・文=田中隆信 ■HKT48(TIF 2日目、HOT STAGE)セットリスト 「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」 ◇8月3日(土)◇お台場・青海周辺エリア 01.大人列車 02.12秒 03.早送りカレンダー 04.こんな時代に... 05.僕たちは裏切った 06.ビーサンはなぜなくなるのか? 07.君とどこかへ行きたい 08.最高かよ ■世界中からアイドルファンが集結 「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」は、お台場で開催される世界最大のアイドルフェス。アイドル戦国時代と称され、アイドルブームが再燃し始めた2010年に、日本初の“アイドルに特化した大規模同時多発的音楽フェス”として、東京・品川でスタートした。 新型コロナウイルスの影響により、2020年は初のフルオンラインフェス、2021年は一部ステージを有観客にしてリアルとオンラインのハイブリット型で、2022年は3年ぶりに会場全体を有観客に、2023年は4年ぶり観客による歓声、ジャンプも解禁して開催された。 そして、2024年も新たな試みを積極的に行いながら「アイドルシーンを盛り上げ広めていく」という変わらぬ目的のため、約200組のアイドルが出演し、世界中からアイドルファンを集めて開催される。