大谷翔平、得意の6月に今年も大爆発なるか 本拠地ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場
◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(2日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(29)が2日(日本時間3日)、本拠地・ロッキーズ戦に「2番・DH」で先発出場する。3試合ぶりとなる15号アーチで、17本塁打でリーグトップを走るオズナ(ブレーブス)に食らいつきたいところだ。 前日1日(同2日)の同戦では、3回1死で四球を選ぶと、続く3番・フリーマンの打席では今季14個目の盗塁に成功し、イチロー(マリナーズなど)、松井稼頭央(メッツなど)に次いで、日本人選手では3人目のメジャー通算100盗塁を達成した。左太もも裏にけん制球を受けて打撲した影響で、全力疾走できない時期もあったが「日に日に良くなっている」と積極的な走塁を披露。直後の二塁けん制に飛び出し、今季初の盗塁死となったが、7回には2試合ぶりの安打となる中前打を放つなど6月最初の試合でまずまずの滑り出しを見せた。 大谷にとっては得意の6月。エンゼルス時代の満票MVPに輝いた年を振り返ると、46発の21年は月別最多の13本塁打、44発で日本人初の本塁打王にを獲得した23年は月間打率3割9分4厘、ア・リーグ最多タイ記録の15本塁打と大爆発した。例年、それまでは“助走期間”だったが、今年は3、4月が32試合で打率3割3分6厘、7本塁打、19打点。5月は24試合で打率3割1分2厘、7本塁打、19打点。同月には早くも無双モードに突入した時期もあった。現在の状態は100%とは言えないかもしれないが、「ミスター・June」に期待せずにはいられない。
報知新聞社