「2トップの方がやりやすい」ヴラホビッチがT・モッタ監督を暗に批判?「ストイコビッチ監督はあまり守備も要求しない…」
「正直に言って自分の体格だと走りすぎると疲れてしまう」
ユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチの発言が物議を醸している。 ヴラホビッチは11月15日、UEFAネーションズリーグ5節のスイス戦に先発出場。0-1で迎えた88分にアレクシャ・テルジッチの同点ゴールをアシストするなど、攻撃を牽引していた。 【画像】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 試合翌日、ヴラホビッチは母国メディアの『Arena sport』のインタビューで、スイス戦について次のように答えている。 「自分にとっては2トップの方がやりやすい。(アレクサンダル・)ミトロビッチがポストプレーや空中戦を担当してくれるから自分の持ち味を最大限に生かせるんだ」 「(ドラガン・)ストイコビッチ監督が、僕に守備のタスクをあまり要求しないこともプレーしやすい理由のひとつだ。正直に言って自分の体格だと走りすぎると疲れてしまう。当然、決定力も落ちる」 このチアゴ・モッタ監督のやり方を暗に批判するヴラホビッチの発言を受けて、ユベントスは両者と話し合い、問題を明確にする予定だという。 所属するユベントスでは1トップのヴラホビッチは、今シーズンのセリエAで12試合に出場して6ゴールとまずまずの結果を残しているが、決定機を逸する場面が少なくない。イタリアの複数のメディアは今冬の移籍マーケットでユベントスが新たなCFを迎え入れる可能性があるとも報じている。 ちなみに11月18日のデンマーク戦で試合終盤に負傷退場したヴラホビッチは、今月23日に行なわれるミラン戦を欠場する可能性が高い。今後の展開に注目が集まる。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部