バスケ男子日本代表、オーストラリアと引き分け 残り18秒、河村勇輝の3点シュートで追いつく
◇23日 バスケットボール男子・強化試合第2戦 日本95―95オーストラリア(札幌市・北海きたえーる) パリ五輪の最終メンバー生き残りに向け、オーストラリアとの第1戦では登録外だった4人が、前半からアピールした。川真田紘也が第2クオーター(Q)にダンクシュートを決めて会場を沸かせると、佐々木隆成もホーキンソンとの絶妙なコンビネーションで攻撃にアクセントを加えた。前半終了間際には、井上宗一郎が3点シュートを沈め、ジェイコブス晶もリバウンドで貢献した。 惜敗した第1戦に先発した河村勇輝は「ゲームコントロール、マネジメント。バランスよくできなかった」と語った。第2戦は前半だけで4本のアシスト。後半の立ち上がりも同点に追い付く3点シュートを決めるなど司令塔としてタクトを振るった。第4Qはもう一人の司令塔である冨樫勇樹の3点シュートで幕を開け、72―72に追いついた。若手主体のオーストラリアに一時は引き離されたが、残り18秒での河村の3点シュートで95―95の同点に追いつき、引き分けた。
中日スポーツ