レクサスのコンパクトSUV「UX300h」にスペシャルモデル登場! 「走りのイメージ」か「エレガントなスタイル」か? 好みで選べるふたつの個性
コンパクトSUV「UX300h」にふたつの特別仕様車を新設定
レクサスは2024年10月30日、ハイブリッド・パワートレインを搭載するコンパクトクロスオーバーSUV「UX300h」にふたつの特別仕様車を新設定しました。 【画像】「えっ!…」これがレクサス「UX300h」のラインナップに加わったふたつの個性です(21枚) 走りのイメージを際立たせた「Fスポーツ エモーショナル エクスプローラー(F SPORT Emotional Explorer)」と、それとは対照的に、エレガントで洗練されたスタイルに仕上げた「グレイスフル エクスプローラー(Graceful Explorer)」の2モデルです。
レクサス「UX」は、“クリエイティブ アーバン エクスプローラー(Creative Urban Explorer)”をコンセプトに、新たなライフスタイルを探求するきっかけ(=CUE)となることを目指して2018年にレクサスのラインナップに加わった、都会派のコンパクトクロスオーバーSUVです。 2024年9月末時点で、80以上の国と地域で累計約37万台をセールス。また2020年10月には、レクサスブランド初の市販BEV(電気自動車)である「UX300e」をラインナップに追加するなど、多様化するユーザーのニーズやライフスタイルに寄り添いながら、カーボンニュートラル社会の実現に向けてプラクティカルな(実用性に優れた)電動車の普及に貢献してきました。 今回登場した特別仕様車「Fスポーツ エモーショナル エクスプローラー」と「グレイスフル エクスプローラー」は、2022年7月に発売され好評を博したモデルの第2弾です。 「Fスポーツ エモーショナル エクスプローラー」は、「UX300h “Fスポーツ”」をベースとし、走りのイメージを際立たせた精悍なモデルに仕上げています。 エクステリアでは、225/50RF18サイズのランフラットタイヤに切削光輝+ブラック塗装+ブラックナットのアルミホイールを組み合わせ、足元から精悍さを追求。 また、ブラックルーフを組み合わせたバイトーンカラー6色を設定するほか、レクサスのロゴが入った「“Fスポーツ”」オレンジのブレーキキャリパー、ボディカラー同色のカラードフェンダーアーチモール、ブラック塗装仕上げのドアミラー、ブラックステンレス仕上げのドアウインドウフレームモールディング、ドアベルトモールなどを装備することで、アグレッシブで引き締まったスタイルとしています。 インテリアでは、シート、ステアリング、シートベルトなどに、ブラック基調の中にフレアレッドのアクセントをプラスしたおしゃれなカラーリングを採用。スポーティな印象をさらに磨き上げています。 加えて、肌触りのいい合成皮革“L tex”素材をあしらったフロントのスポーツシートには、運転席、助手席ともにベンチレーション機能とヒーターを特別装備することで快適性を追求。さらに、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能つき)を特別に採用することで、予防安全性能の拡充も図っています。 気になる価格(消費税込、以下同)は、2WD(FF)が545万2000円、AWDモデルが571万7000円となっています。 もうひとつの特別仕様車「グレイスフル エクスプローラー」は、「UX300h “バージョンC”」がベース。エレガントで洗練された雰囲気に仕上げているのが特徴です。 モノトーンのボディカラー6色が設定されるエクステリアは、スピンドルグリル、LEDヘッドランプのエクステンション・サイドマーカー、そして18インチアルミホイールなどにシルバーのアクセントを施すほか、ボディカラーと同色のフェンダーアーチモールを採用することで、「UX」シリーズの洗練されたスタイルを一層磨き上げています。 対するインテリアは、シート、ドアトリム、アームレストに専用色である「モーヴ」を採用し、おしゃれな空間に仕立てています。 ステアリングとシフトノブの表皮には、肌触りのいい“L tex”を採用。落ち着いた雰囲気のあるキャビンを演出しています。 また運転席と助手席には、ベンチレーション機能とヒーターを装備。快適性の追求に抜かりはないほか、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能つき)、ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能&停止位置メモリー機能つき)、カラーヘッドアップディスプレイなどを特別装備するなど、予防安全装備や機能性に優れた装備が充実しています。 「グレイスフル エクスプローラー」の価格は、2WD(FF)が511万円、AWDが537万5000円となっています。 ●2023年末の商品改良で獲得した爽快な走りも見逃せない 今回の特別仕様車のベースとなる「UX300h」は、2023年末におこなわれた大幅改良でパワートレインが大幅に強化されています。 第5世代と呼ばれる新世代ユニットへと刷新された2リッター自然吸気エンジン+THSII(トヨタ ハイブリッド システム II)は、エンジン最高出力152ps、同最大トルク188Nm、モーター最高出力113ps、同最大トルク206Nmを発生。 また、ニッケル水素からリチウムイオンへと変更されたバッテリーの採用で、システム出力は従来モデル比プラス15psの199psになり、車名も「UX250h」から「UX300h」へと変更されています。 加えて4WD(E-Four)車は、後輪の駆動用モーターが最高出力7psから41psへ、最大トルクは55Nmから84Nmへとそれぞれ大幅に強化。さらに、全車速域でのアシストに加えて、コーナリング時の駆動力制御もおこなうなど、動力性能が大幅にアップしています。 併せて、車体骨格にも見直しが施され、ラジエターサポートへのブレース追加やリアロアバックパネル下端のガセット追加、さらにサスペンション締付トルク強化などがおこなわれるなど、フットワークもブラッシュアップされています。 今回登場したふたつの特別仕様車「Fスポーツ エモーショナル エクスプローラー」と「グレイスフル エクスプローラー」は、そんな「UX300h」の魅力をさらに高めてくれることでしょう。
VAGUE編集部