落合シェフの店改修、地産地消のイタリアンに 東急スクエア「ラ・リナ」12月中旬オープン
金沢市香林坊2丁目の香林坊東急スクエア内に今月中旬、イタリアンレストラン「ラ・リナ」がオープンする。9月末に閉店した落合務シェフ監修の店を改修し、一部のスタッフを引き継いで再出発する。地産地消にこだわり、気軽に楽しめるメニューを提供する予定で、街中のにぎわいづくりにつなげる。 落合氏監修のイタリア料理店「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ カナザワ」は「金沢まいもん寿司」を展開するエムアンドケイ(金沢市)が2018年から運営していた。落合氏のオリジナルパスタなどで人気を集めたが、落合氏との契約満了に伴い閉鎖した。 ラ・リナは同社の子会社「リナシェンテ」が運営を担い、コース料理を用意するほか、客が自由に選べる一品料理も提供。石川県産の食材を積極的に取り入れる方針としている。 同社によると、ラ・リナはイタリア語で「再生・復活」を意味する。担当者は「落合シェフの『おもてなしの心』を大切にし、引き続き多くの人に親しまれる店にしたい」と話した。 レストランに隣接するカフェ部分は9日にオープンする。