ただの老害!? 「インターネット、はて?くらいの素人なのに…」最先端技術を競う職場で、年配の経営者の意見を無視した結果…
誰でも思いつく可能性があるからこそ特許を申請するのだ
特許申請のトレンドが変わってきているのです。(私も特許のゴリゴリ専門家ではないので、以下、おかしかったら是非ともご教授頂きたい。)昔の特許ならば、新規性と進歩性が重視されていました。いわば、新しいピカピカの誰も思いつかないようなすい星のごとく現れた技術です。しかし、分野にもよりますがピッカピカの誰も考えつかないことは、若干出尽くした感はあります。世界の誰かが思いついているんですよ。私が思いつくことくらい。既に。何なら結構な段階まで試していたりします。 よって、新しいだーれも思いついたことのないレア中のレア技術なんて、まぁ無理です(一部の天才をのぞいては)。現実はあれとこれを組み合わせて、プログラムに落とし込み演算させて、新しいものを生成する。似たような技術はある。かもしれない。ただ、結構新しい。局所的にみると新規性あり!既視感は否めないけど…それが今の特許だったりします。私の分野だけかもしれませんが。 しかも、特許はその会社の権利化だけでなく、同じ構想を練っている同業者への抑止力も兼ねています。こんな技術をもう先に作ったからね~同じの作らんといてや~作っていたとしても、ワシら使えるからね~権利あるからね~みたいな感じです。もちろん、特許の文章には、全ての手の内(技術)を晒すわけで、出さない方がいいんじゃない?という意見もあります。 それでも幹部たちの反対を押し切り、特許を申請。その後、ゴチャゴチャ言ってきた人たちがほぼ勇退された“今”どうなっているのか…? その話は次回に。
Profile ・ぽに
関西在住。約50平米のマンションに4歳・小3・小5の男の子3人、モーレツサラリーマンの夫と5人暮らし。出張多め、両家遠方、夫婦共にフルタイム。ワンオペや出世の厳しさ、家事・育児の奮闘を書いたブログが人気になり書籍化された【ススメ共働家】。つまずき、転び、前のめる共働きの日常と現実を軽快に発信し続けている。
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