庭に入るのも一苦労

　5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘！」。今回は、2023年9月にYouTubeに投稿された、ボランティアで庭を掃除する動画を紹介します。この動画は記事執筆時点で38万回以上再生され、2万5000件のいいねを集めています。 【画像・動画】草ボーボー過ぎる庭が生まれ変わった姿

雑草びっしりで庭に入れない……！

　動画を投稿したのは、イギリスでボランティアの清掃活動を行っているベンさんのYouTubeチャンネル「Flawless Cleaning Services」。この動画では、庭の清掃だけでなく雑草対策にも取り組んでいます。ここまでやるのは初めてだそうです。 　冒頭では、裏口の開戸から庭に入ろうとするも、胸の高さほどに生い茂った草に邪魔されて開かない状態であることが判明。脚立を使って外から草を刈り、ようやく中に入ることができました。これは先が思いやられる……！ 　庭の中に入ることができたので、草刈機でひたすら草を刈っていきます。塀に沿った場所など草刈機を使いにくい場所は手作業で引っこ抜き、背丈以上の高さのある茎が太い草はハサミを使ってカット。 　刈った大量の草は熊手やスコップで集めてゴミ袋にまとめます。また、作業中に発見したカエルやイモリは安全な場所に移動させておきます。

防草シートで新たな雑草の繁殖を食い止める

　庭には防草シートが敷かれていましたが、その上の土からも草が生えており、すでに機能していないようです。そこで、シートの上の草と土を取り除き、新しい防草シートを2重に敷いていきます。もとのシートも残したので、それも合わせると3重です。 　シートの上には樹皮を砕いたチップをまんべんなく敷き詰めます。これにより雑草の繁殖を食い止められることが期待できます。 　さらに、庭の裏口の開戸もだいぶガタがきているので改修します。扉を交換するわけではありませんが、金具を付け直して開閉しやすくしました。

高圧洗浄で通路がグッと明るく

　次に、庭の通路となっている舗装部分を高圧洗浄します。あらかじめ、苔のある部分をヘラ状の器具でこそぎ取っておいてから高圧洗浄機をかけていくと、本来の通路の色が現れました。こんなに明るい色だったのか……！ 　さらに、その流れで庭に面している家屋の壁の下部も高圧洗浄。ドア、窓、窓枠は手作業でキレイにしていきます。 　ビフォーアフターで比べてみるとその違いは一目りょう然。草ボーボーだった庭はスッキリと明るいスペースに生まれ変わりました。これなら、今後この場所を活用するためのプランも、いろいろと検討していけそうです。

「完全なリニューアルだね！」「大変な努力とすばらしい結果！」

　見事な掃除っぷりに、「大変な仕事だったけど、見事に仕上がったね」「すばらしい掃除だ」「午前中はジャングルだったのに、午後は喜びの空間になった」「イメージチェンジではなく、完全なリニューアルだね！」「大変な努力とすばらしい結果！」という反応が寄せられています。 　また、カエルやイモリを安全な場所に移動させたことについて、「小さな生き物を救ってくれてありがとう」「掃除中に野生動物の世話をしてくれてありがとう。それはとても大切なことだよ」という声も上がりました。 ※画像は「Flawless Cleaning Services」のYouTubeチャンネルより引用