【2024最新ヘア】印象チェンジ!今っぽい「大人パーマ」5選 くせ毛風、しっかり系、どれにする?
#4 自然にボリュームアップし、でも重たくならないミディアムレングスパーマ
髪のボリューム不足もカバーする、ふわふわのミディアムレングスパーマ。カール自体は大きめできついうねりではないけれど、実はモデルの方の髪はサラサラの直毛で柔らかいので、数カ月ウエーブが残るように、しっかりめにパーマをかけています。 鎖骨下5センチくらいのレングスでカラーもなしの黒髪だけれど重たくならないのは、顔回りに短い切り込みを入れているから。パーマのおかげで、前髪からサイドにかけて外ハネ感が出やすく、可愛い印象になります。 鎖骨周りの毛先もフェイスラインから裾にかけてレイヤーを入れてパーマをかけているため、動きや立体感がしっかり出ます。 オーダーとスタイリングのポイント 鎖骨下5センチくらいのレングスで、前髪ありのミディアムロング。前髪は幅を広めにとり、サイドにかけての長さが長めのラウンドバングに。顔回りに、耳の位置くらいの短めの切り込みを入れる。15~17mmのロッドで根本から平巻きでしっかりウェーブを効かせる。 スタイリングは、ミストを全体にかけた後バームを全体にもみこむ。髪にハリ感がある方が立体感が出るので、オイルよりもバームやワックスがオススメ。 YANAGI’s Point モデルの中田絢千さんは、毛量が少なめで実はぺたんこさんなので、しっかり持つパーマにしています。長さがあるスタイルでも、前髪からつながるあたりの顔回りに大胆に切り込みを入れることで遊びが生まれ、ナチュラル過ぎず、また全体の印象が重たくないミディアムスタイルになります。
#5 くせを活かした、勝手にまとまるパーマスタイル
なんてことないナチュラルなパーマスタイルに見えますが、もともとくせのあるモデルの方の髪質に、そのくせをあえて補強するようにパーマをかけ扱いやすくした、くせ毛の味方のスタイルです。コツは、根元は巻かず、頭皮に対して90度以下で巻くダウンステムでパーマをかけること。 またレッド系のカラーを、均一でなくランダムに、ムラになるように入れているのもポイント。モデルの方は、髪をまとめることが多いので、まとめた時に色が効果的にアクセントになります。 くせ毛のままでは広がる、うまくいかないというような方のくせ毛を活かした、勝手にまとまるパーマスタイルです。 オーダーとスタイリングのポイント 肩に付くくらいのレングスで、前髪も長めのミディアムに。後頭部の毛先はレイヤーを入れる。20mmくらいのロッドで、ダウンステムで根元は外して巻き、根元のくせの方向を活かしながら毛流れを付ける。 カラーはレッドバイオレットで大人っぽくエッジを効かせて。スタイリングは、全体を濡らした後に、バームを全体にもみこむ。 YANAGI’s Point モデルの方の髪は元々くせがあり毛量も多めなので、パーマなしだと広がってしまうのですが、パーマでそのくせがうまく出るように調整したことで、格段にまとまりやすくなりました。くせ毛の方はパーマの持ちも良いのでオススメです。 このヘアスタイルを担当したのは…… Srawディレクター・柳 亜矢子さん 2006年、broocH(ブローチ)の立ち上げに参画。2021年7月、代官山に「Sraw」をオープン。サロンワークだけでなく、美容アイテムの商品開発にも携わる。 Instagram:@ayakoyanagi 【協力】Sraw
斎藤真知子