内田真礼、カピバラの“カピ太”役 『放課後カルテ』場面緘黙の子の心の中にいるキャラクター「寄り添いたいと思いながら演じました」
声優の内田真礼が、松下洸平主演の日本テレビ系土ドラ9『放課後カルテ』(毎週土曜 後9:00)の第8話(7日放送)に声の出演をすることが6日、発表された。内田は、キャラクター・カピバラの“カピ太”の声を務める。 【写真】真愛(英茉)&カピバラキャラクターを囲む松下洸平&内田真礼 原作は、日生マユ氏の同名漫画(講談社『BE・LOVE』所載)。東多摩第八小学校を舞台に、文句ばかりで口も態度も大きい小児科医・牧野(松下)が、その観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来に向かう子どもたちの背中を押す保健室ヒューマンドラマとなっている。 内田は、1年2組の児童・外崎真愛(英茉)の心の中にいるキャラクター・カピバラの“カピ太”の声を演じる。真愛は、学校で一切言葉を発さず、母・彩(野波麻帆)や担任の芳野(ホラン千秋)も日々心配していた。そんな中、牧野によって、場面緘黙だと分かる。場面緘黙とは、社会的な場面でのみ声が出せなくなる不安障害のひとつ。衝撃を受ける母・彩だが、真愛はクラスメートと仲良くなりたいのに、上手く気持ちを表現できない深い葛藤を抱えていることを知る。 内田が声を演じるキャラクター・カピ太は、その真愛の気持ちを物語の中で唯一表現する存在。真愛の見えない気持ちをカピ太との会話で表現する。 内田は「台本を読んで、とても繊細な部分のある作品だと思いました。自分が悩みを抱える本人だったら、見守る人だったら、など、いろいろな立ち位置から見ることができるドラマだと思うので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思っています」とコメント。「カピ太を演じるにあたっては、カピ太が怖くならないといいなと一番に思いました。突然現れて、真愛ちゃんの心をかき乱す存在になると嫌だなと。真愛ちゃんが心を開ける存在でいたい、真愛ちゃんに寄り添いたいと思いながら演じました。実は自我を持っていて、真愛ちゃんをコントロールしようとしている悪いヤツにならないよう、優しさを含む感情でしゃべるように気をつけました」と裏話を披露し、「完成したドラマの中でどんなふうにカピ太が登場するのか、私も楽しみにしています。歌も歌ったので、カピ太の活躍をぜひ見ていただけたらと思います」と語った。