岐阜女子は40点差をつけた1回戦に続き2戦連続の大勝［写真］＝兼子愼一郎

　12月24日、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」は大会2日目を迎え、東京体育館で行われた女子2回戦で岐阜女子高校（岐阜県）と県立石川高校（沖縄県）が対戦した。 　2度の優勝を誇る岐阜女子は、第1クォーターに先制を許した直後から18得点のランを見せ主導権を奪取。第2クォーターこそ18－18のタイスコアに持ち込まれたものの、16点リードで迎えた第3クォーターにジュフ ハディジャトゥがインサイドで存在感を見せリード拡大。リバウンド争いでも優位に立ち、最後まで反撃を許さず、94－43で3回戦進出を決めた。 　全国大会初出場だった県立石川は、長距離砲で魅せた桃宇芹奈と安仁屋菜央が2桁得点をマークしたものの、高さで上回る強豪相手に力及ばず2回戦敗退。岐阜女子はハディジャトゥが17得点13リバウンドをマークし、今大会屈指の注目選手である絈野夏海は5本の3ポイントを沈め15得点7リバウンド4アシストを記録。ベンチメンバーの活躍も光った。 　岐阜女子の次戦は25日に東京体育館・ZTEコートで行われる第4試合。日本航空高校（山梨県）と滋賀短期大学附属高校（滋賀県）の勝者と3回戦で対戦する。 ■ウインターカップ2023・女子2回戦 ＜東京体育館・カップヌードルコート＞ 岐阜女子 94－43 県立石川 岐女｜22｜18｜27｜27｜＝94 石川｜ 6｜18｜11｜ 8｜＝43