マカオ、2024年1~8月のインバウンド旅客数が32.7%増の約2339万人に…コロナ前2019年同時期の85.3%
今年1~8月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から32.7%増の2339万2903人、2019年同時期と比較した回復率は85.3%。このうち国際旅客ソースは150万3936人で、回復率は68.9%にとどまった。東南アジアからの回復が順調なものの、北東アジアからは出遅れている状況。旅客の平均滞在時間は0.1日短い1.2日で、日帰り旅客が0.1日短い0.2日、宿泊を伴う旅客が横ばいの2.3日。 マカオでは昨年1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んだ。今年については、2019年との比較でどの程度まで回復が進むか、また政府が旅客ソースのダイバーシティ化を推進する目標を掲げ、各種施策を打ち出す中、国際旅客ソースの動向が注目点となる。