東証、上げ幅一時800円超 大幅反発、好業績が追い風
8日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反発した。企業の好業績や前日の米国株高が追い風となった。日銀の金融緩和策が当面続くとの見方も強まり、上げ幅は一時800円を超えた。 終値は前日比743円36銭高の3万6863円28銭。東証株価指数(TOPIX)は12.68ポイント高の2562.63。出来高は約20億9634万株だった。 日銀の内田真一副総裁が8日にマイナス金利解除後も「緩和的な金融環境を維持していくことになる」と発言したことが伝わると、平均株価の上げ幅は拡大した。外国為替市場では円安ドル高が進み、輸出関連株の上昇に勢いが付いた。