新潟の商店街を世界的人気ゲーム「Fortnite」で再現!“メタバース”を活用した地方創生に注目
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)。「NEW TREND ONE」のコーナーでは、今、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスします。 8月28日(水)の放送では、「地方自治体のメタバース活用」に注目! 自治体の「メタバース」開発の狙いや、現在進行中のプロジェクトについて伺いました。
◆地方自治体のメタバース開発が活発化
「メタバース」とは、インターネットを利用した仮想空間で交流やサービスを楽しむ場所を指す言葉です。2030年、国内の関連市場だけで約24兆円規模(※)になるという予測が出ています。2021年には、Facebookが社名をMetaに変更しましたが、これは同社が今後メタバース事業へ注力することを示しています。 ※株式会社三菱総合研究所 研究レポート「CX2030:バーチャルテクノロジー活用の場としての広義のメタバース」(2022年11月22日公開)より 世界中で人気のゲーム「Fortnite」は、メタバースとしての可能性にも注目が集まっていますが、一般的にはメタバースが遠い存在だと感じる人も少なくありません。そうしたなか、全国各地の自治体でメタバースの活用が進んでいます。今回は、自治体のメタバース活用をサポートし、企画・開発もおこなっている株式会社モンドリアンの代表・角田拓志さんから話を伺いました。 角田さんいわく、地方自治体でのメタバース活用には大きくわけて「自治体主体」と「企業主体」の2つがあり、メタバースという新しい産業を地域にもたらすことを目的とします。 <地方自治体のメタバース活用例> ・和歌山県 バス・タクシー会社がメタバース上で仮想体験型の観光コンテンツを提供する事業を開始。 ・新潟県 モンドリアンは株式会社エフエム東京のグループ会社であるジグノシステムジャパン株式会社と共同でFortnite上で「新潟県古町ルフル」マップを8月27日(火)に公開。 ゲーム・メタバースの法人・個人向けサービスを提供するモンドリアンでは、現在新潟県のメタバース事業を展開しています。