ベイン支援の中国EVサービス会社、プライベートローン模索-関係者
(ブルームバーグ): 電気自動車(EV)関連業界などにソフトウエアを提供している中国のニューリンク・グループ(能鏈集団)が最大1億ドル(約156億円)のプライベートクレジットローンを求めている。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。
ベイン・キャピタルの支援を受けている同社は米国に上場するEV向け充電サービス会社、NaaSテクノロジー(能鏈智電)の親会社。非公開情報だとして同関係者が匿名で語ったところでは、調達資金は中国と香港のEV充電ステーション用駐車場の賃借料に充てられる見込み。
駐車場が確保できればニューリンクはEV向けソフトウエアの試験が可能になる。 パイロットプロジェクトはすでに雲南省と他の1省で始まっており、協議はなお続いていると関係者は語った。
ニューリンクは「急成長する新エネルギー分野には大きなビジネスチャンスがあるため、適切な資金調達の機会を探している」と、同社の広報担当者はブルームバーグ・ニュースへのテキストメッセージで語ったが、具体的な資金調達計画に関するコメントは控えた。
原題:Bain-Backed Chinese EV Services Firm NewLink Seeks Private Loan(抜粋)
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Kari Soo Lindberg