熱中症より多い死者――家の中でも「低体温症」の危険 発症は屋内が74.8%…部屋の温度は何℃にすべき? 忘新年会にもご用心【#みんなのギモン】
■防寒のコツは? 飲み過ぎにも注意
ヘイゼルアナウンサー 「つい、冬の水分補給はサボりがちなので、気をつけたいと思います。室温以外でも対策できることはあるのでしょうか?」 徳島アナウンサー 「三浦副院長によると、首や手首、肩、足をしっかり温めること、外出時は上着を着て手袋やマフラーなどを使って防寒すること、寝る時も布団を肩までしっかりかけることが大切です」 「忘年会などで飲酒の機会が増える時期は飲み過ぎに注意してください。酔って帰ってお風呂に入ろうと思い、暖房もつけずに裸になったところで眠くなり、低体温症になってしまうケースもあるそうです」 河出アナウンサー 「脱いだ後に寝てしまうということですか? そこまではないですが、お酒を飲んで酔っ払うと『お風呂入るの面倒だな』と思ってシャワーを浴びて済ませてしまうこともあります」 「湯船につかった時とシャワーとでは、体のポカポカ具合が全然違います。湯冷めしないようにきちんと暖めて寝たいなと思います」 藤井アナウンサー 「気持ち良すぎて湯船で寝てしまうことがあるんですよ。本当に皆さん気をつけてくださいね。飲み過ぎて、湯船に入って寝ないこと! 気をつけます…」 徳島アナウンサー 「その際、コップ1杯の水もしっかり飲んでくださいね」
■家族や友人から…普段から声かけを
徳島アナウンサー 「また、高齢者に加えて一人暮らしや基礎疾患のある方は低体温症に特に注意が必要です。寒い所で発作が起きて動けない、転んだ拍子に骨折して動けないとなった時、そのまま低体温症になってしまう危険性もあります」 「まずは自分でしっかり対策し、周りの家族や友人も普段から声をかけ合い、『大丈夫? 低体温症になっていないかな?』と気をつけていきたいところですね」 藤井アナウンサー 「体温計は体調が悪い時にしか使わないという方が多いと思いますが、自分の体温をいつも測っておくというのは大切です。ヘイゼルさんも、室温も湿度も体温も測って自分をコントロールしてもらいたいなと思います」 「年末年始になると、1人でお過ごしになられる方が多いと思います。“心の低体温症”を防ぐためにも、いろいろな方に連絡を取り、『元気ですか?』『いい一年でしたか?』と聞くだけでいいと思います」 「ぜひそんなコミュニケーションも図ってもらえる2023年の年末、2024年の年始にしていただきたいです」 徳島アナウンサー 「寒いなと感じたり、ぶるっと震えが来たりしたら、すぐ1枚羽織る、暖房をつけるなど、低体温症対策を忘れないようにしてください。温かい年末年始をお過ごしください」 (2023年12月27日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
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