集英社ゲームズ、Xトレンド入りの発売前ゲームタイトルが試遊台に【TGS2024】
集英社が100%出資するゲーム会社・集英社ゲームズ(東京・千代田)が『都市伝説解体センター』をはじめとした5タイトルを試遊出展。同社のブースは展示ホール7だ。 【関連画像】ドット絵がどこか懐かしい気持ちにもさせてくれる『都市伝説解体センター』のデモ画面 集英社ゲームズのブースで試遊できるのは『都市伝説解体センター』のほか、『シュレディンガーズ・コール』『ANTHEM#9(アンセム・ナンバーナイン)』『UNYIELDER』という4タイトル。あわせて『OPUS: Prism Peak』のスペシャルフォトスポットも展開されている。なお、全タイトルが東京ゲームショウ2024開催時点で未発売となっている。 大きく独立したスペースをとり、存在感を示している集英社ゲームズのブース。巨大な『都市伝説解体センター』のオブジェが目を引くが、同社事業推進本部 マーケティング部 マーケティングチーム PR/広報の大原絵理香氏は同ゲームについて「Nintendo Directで大きく取り扱っていただいた際に、Xでトレンド6位になった。試遊機にも行列ができているので、注目をいただいてるのを実感しています」と語る。一般公開日の28日、29日はさらなる人が列を作っていることだろう。 さらに大原氏は同ゲームについて「ドット絵でミステリー、そして都市伝説を掛け合わせた“時流に乗った作品”ということで注目はいただいていた。そんな中でNintendo Directで紹介されたことで盛り上がりが加速している状況」と補足した。なお、プラットフォームは「Steam」「Nintendo Switch」で展開され、発売時期は2025年2月を予定している。 「週刊少年ジャンプ」をはじめ、集英社はこれまでもさまざまなIP(キャラクターなどの知的財産)をゲーム化してきた。だが、集英社ゲームズはそうした自社IPの活用や強化が目的ではなく、出版とゲームという2つの業界のノウハウを掛け合わせて新たなゲームをつくる「ゲームパブリッシャー」という位置付けとなる。 会社自体は2022年2月16日に設立されたが、大原氏は自社の現状について「世界観とかキャラクターをキーにしたタイトルが多くなっている。そういうものに惹かれた方が実際にブースに遊びに来てくださっている」と話してくれた。 (文・写真/中山 洋平) なお、日経クロストレンドでは「東京ゲームショウ2024特設サイト」を公開中です。ぜひ、ご覧ください。 ・日経クロストレンド「東京ゲームショウ2024特設サイト」 https://xtrend.nikkei.com/sp/tgs/
中山 洋平