軍政、ASEAN会議に出席継続 ミャンマー情勢、主要議題に
【ビエンチャン共同】ラオスの首都ビエンチャンで25日に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議に、ミャンマー軍事政権が外務省高官を派遣することが23日分かった。ASEAN外交筋が明らかにした。軍政の代表派遣は今年1月の外相会議と3月の国防相会議に続き3回連続で、ASEANとの対話を排除しない姿勢を鮮明にした。 クーデターから約3年半が経過し内戦状態が続くミャンマー情勢は外相会議の主要議題の一つ。 共同通信が入手した外相会議の共同声明案では、軍政による市民弾圧や少数民族武装組織などとの内戦状態について「暴力行為が続いていることを強く非難する」との文言を維持する方向で調整。