怪物ジャッジは「オオタニのファンだ」 “褒め合い”した2人の関係性を米記者指摘「同じ気持ちが…」
日本時間26日にWSが開幕
米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)は25日(日本時間26日)に開幕し、ドジャースとヤンキースが1981年以来43年ぶりに対戦する。前日会見を行ったドジャースの大谷翔平投手は、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手からの最大級の賛辞に対し、全方位に向けてリスペクト発言。これを受け米記者は「ジャッジはオオタニのファン」と明言。2人の間に「同じ気持ち」があると分析している。 【動画】「オオタニのファンだ」 大谷への敬意を口にした実際のジャッジの様子 決戦を控え、用意されたブースで会見を行った大谷。ジャッジが22日(同23日)にニューヨークで行った会見で「感銘を受けるアスリートであり、球界最高の選手。野球にとって素晴らしいアンバサダーだよ」と大谷を称したことに話題が移ると、大谷は「ただただ嬉しいですし、僕自身は彼もベストな選手だと思うし、うちのムーキーやフレディと同じ球界トップの選手だと思っているので、そういう選手からそういう風に言ってもらえるのは特別なことだと思います」とジャッジだけでなく、同僚のベッツやフリーマンへのリスペクトもさらりと口にした。 MLB公式サイトは「秋の祭典の大スターたちが第1戦を前に互いを称え合う」との見出しでファン・トリビオ記者の署名記事を掲載。ジャッジが大谷に対して「既に言ったように、彼は球界最高の選手で、今年は投手として登板すらしていない」「彼の活躍を見るのは間違いなく楽しかった。我々はみんな競争している。みんな球場に出て行ってベストを尽くそうとしている。彼らのプレーを見ている時、いつもいい野球ができるように応援しているんだ」と話した内容を紹介した。 それを受け、トリビオ記者は「ドジャースが6月にヤンキースと対戦する前にオオタニはジャッジの球場での活躍について敬意を示した。オオタニの体格もさることながら、ジャッジの持つ身体能力の高さにはかなわない。ジャッジはオオタニのファンである。各リーグのMVP有力候補の2人の間には、間違いなく同じ(リスペクトの)気持ちがあるようだ」と指摘している。
THE ANSWER編集部