【毎日書評】「マーケティング脳」を持っている人と持っていない人ではこんなに行動が違う!
明日の会議までに企画を考えなければならないが、うまくまとまらない。
マーケティング脳がない人:机にかじりつき企画が思い浮かぶまで粘る。 マーケティング脳がある人:いったん考えるのをやめて外へ出ていく。 (72ページより) 「考え続ける」ことを結果につなげるためには、2つの方法があるそうです。まずひとつは「歩く」こと。仕事や人間関係のことでモヤモヤしたり、問題の解決法がわからなかったりするときは、外に出て歩いてみると、頭がスッキリして突破口を見つけやすくなるということです。 歩くことによって、散らかった頭のなかが自然と整理されていくことがあります。 「考えるべきこと」と「考えるべきでないこと」が区別でき、物事の優先順位が見えてくるはずです。(73ページより) そしてもうひとつは、自分なりのストレス解消法を実践すること。ただしストレス解消法には「ビタミン的」と「麻薬的」な方法の2種があるといいます。いうまでもなく後者は、飲酒や買い物、ギャンブルなど。対する前者は、運動やヨガ、瞑想など。これらに即効性はないでしょうが、習慣として続けていれば効果が現れてくるはず。 麻薬的な方法が全面的にダメというわけではないにしろ、長い目で見ればビタミン的な方法のほうが効果は大きいことでしょう。したがってビタミン的な方法を基本としつつ、あくまでも補助として飲酒や買い物などでストレス解消するのがよいようです。(72ページより) 専門用語はなるべく使わず、あくまで自身の経験に基づいて“日々の仕事の現場や家庭で実践できるノウハウ”を凝縮したという一冊。マーケティング脳を身につけるために、参考にしてみてはいかがでしょうか。 >>Kindle unlimited、2万冊以上が楽しめる読み放題を体験! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: 総合法令出版
印南敦史